ヘルニアにかかり、病院で治療を続けても、なかなか症状が改善しない場合があります。
これは、一体、どうしてなのでしょうか?
まず第一には、発症の原因が日常生活と密接に絡んでいるため、治療に必要な安静状態を保てないことがあります。
例えば、ヘルニア治療の初期段階は安静にしていたとしても、忙しい現代では、家事や仕事で、体を動かさぜるを得ないことが多々あります。そうした時に、ちょっとした不注意で、患部にいたずらな圧力をかけてしまったら、ヘルニアを悪化させたり、再発させてしまい起きてしまい、自然と治療が長引きます。
しかし、病院に通っていてもなかなか改善しない理由は、こればかりではありません。
一説によれば、病院でヘルニア治療を行っても、基本的には治らないと言われています。
病院の得意分野は救命医療です。命を救うこと自体に主眼を置いているので、命に別条はないが苦しいという状態を改善することが苦手です。
病院でのヘルニア治療は、シップを貼ったり、ブロック注射をしたり、外科手術が基本です。しかし、ヘルニア治療においては、直接的な治療とともに、間接的な治療が必要で、そのためにはリハビリなどによる、筋力強化を行うことが必要です。その大事なリハビリ治療をする病院は少ないのが現状です。
また、やっているところでも、電気療法や温熱療法といった、一時凌ぎの治療が多く、継続した筋力回復のための治療は、基本的に行いません。これでは、日常生活に密接に関係するヘルニアは、一時の症状を抑えても、永続的な回復や予防には繋がらない、と言えるでしょう。
つまり、病院でヘルニア治療を受けても、なかなか改善しない理由は、病気の特徴もありますが、病院が用意している治療方法にも原因があるのです。
とはいえ、病院での治療にももちろん長所はあります。ヘルニア患部の異常物を排除する、いわゆる外科手術や、症状の的確な把握、MRIやレントゲンでの検査は病院ならではの治療です。